うるる メス 推定5~6才
腎臓病が進行し、今月4月1日(月)の夜、お空に旅立ちました。
岩沼保健所に保護されて、猫風邪が原因で右目の眼球が小さく萎縮していました。
障害を持っているため、引き取り手が無いと殺処分される可能性があることが心配だったので、令和4年3月31日(2年前)にうるるちゃんを引き取りました。
患っていた眼がいつも涙目で うるうる していたので うるると名付けました。
引取り直後から甘えていたので、以前に誰かに飼われていて捨てられたと推測します。
子猫のように小柄で甘えん坊、小さな声でミィーミィーと鳴き声が可愛いおとなしくてお世話し易い うるるちゃんでした。

うるるちゃんは会場での募集はストレスから病気発症する心配があったため、ネットで、家族募集をしていました。
たくさん甘えさせてくれるご家族で、ハンデがあっても受け入れてくださる方にお願いしていましたが申し出が無く、やはり、片目が無いことや、エイズ陽性からなのか、出会いは叶いませんでした。

うるるちゃんは、2か月前に亡くなったロペちゃんと同じ病気を患っていました。
◆ウイルス性の慢性的な猫風邪症状
◆エイズ陽性
◆歯肉口内(唾液) 口内に腫瘍 (令和5年2月2日に腫瘍の切除手術をしました
◆高血糖の数値
◆腎臓病を発症
令和5年12月頃から血糖値が上がり、その後に腎臓の数値が高くなり、体重も少しずつ減少し、こまめに、血液検査のため通院をしていました。
皮下点滴で体に水分を入れて老廃物の排出をうながし、食欲を取り戻します。
獣医師の指導のもと、1週間おきに5日間、自宅で皮下点滴をしていました。
点滴のやり方

他者のサイトより 獣医師の解説

ペットの最期、その治療は飼い主の「自己満足」かも… その子の目を見て、その子と話して、決めようね 4/21(日) 19:55配信
エイズ、白血病、障害を持っていたりする子には、貰い手が付かないため、特別な感情があります。
いつも うるるちゃんを気にかけて、抱っこをするときはうるるちゃんの側にいて撫でて「治療もがんばったね」と話し掛けていました。
亡くなった当日は、いつもと違って、うるるちゃんの居る部屋の近くに行くと、側に来てほしくて、いつも入口近くに座って待っているのですが、うるるちゃんの姿が無く、しばらく探すと、ベットの下にうずくまってフラフラと歩き、見付けたときは、すでに歯茎や舌が血の気が無く白くなっていました。

亡くなる前日は、いつもと変わらず 腕に掴まって、顔すりすりして、喉を鳴らして甘えてきて、ごはんは口内炎で痛がらないように用意したスープもいつもと変わらず自分から食べてくれていました。
心の準備ができないまま突然のお別れになってしまいました。

うるるちゃんが居た部屋は、うるるちゃんが居たときのそのままの状態にしています。
辛い治療や検査を頑張って、いっばい我慢をさせてしまい、毎日そばにいてあげられなくて、寂しい思いをさせてしまったことが心残りです。
うるるちゃん ごめんね
他者のサイトより 内容一部です
お別れの準備看取り方
末期:入退院を繰り返して死に近づく

末期になると犬猫の寝ている時間が長くなり、何も食べなくなり、死に近づいていきます。
犬猫が食事や薬を嫌がるなら、口をこじ開けてまで与えるのは控えたほうがいいかもしれません。
人間だって本当に具合が悪いときには、近くであれこれ世話を焼かれるよりもそっとしておいてほしいと思いますよね。
私は犬猫が慢性腎臓病の末期になったら、無理をしないで一緒の時間を過ごしてくださいと伝えています。
亡くなるときは老衰に近い眠るような死に方

慢性腎臓病による死が近づいたときは、「食欲がまったくない状態が1週間以上続く」「寝ている時間が長い」「嘔吐を繰り返す」といった状態になります。
犬猫が亡くなる前日や当日には血圧が下がるので、口の粘膜が白くなってきます。
私は飼い主さんに犬猫が亡くなる兆候を伝えて、看取りの方法や場所の相談をしています。
最期が近いことを伝えなければ、飼い主さんはいつまでも「生」にこだわって犬猫とのお別れの準備ができないからです。
慢性腎臓病の死に方は、だんだん動かなくなって寝る時間が長くなって眠るように亡くなることが多いと思います。犬猫の最期はおそらく意識がもうろうとしているので、そこまで気持ち悪さを感じないかもしれません。
老衰や自然死に近い死に方だと思います。

看取り方

「腕の中で看取らなければ犬猫がかわいそう」と思い込んでいませんか?
飼い主さんの気持ちとしては腕の中が理想かもしれませんが、犬猫を静かに見守ることも看取り方のひとつです。
最期が近づくと、犬猫の体をほんの少し動かしただけで呼吸が止まってしまうことがあります。
また、家族が不在のときに亡くなることも少なくありません。
病気の末期はささいな刺激が亡くなるきっかけになるので、「自分が動かしたせいで」「最期に見送れなかった」と自責の念をもたないでくださいね。
亡くなったときが愛犬、愛猫の寿命です。
なかには「ペットの死を見るのがつらいから」と、動物病院に入院させる飼い主さんもいます。
看取り方はさまざまですが、私は十数年を共に暮らした犬猫の死を飼い主さんには何らかの形で見届けてほしいと思っています。