飼い主のいない猫の不妊手術に対する助成制度
令和7年度 4月〜開始
公益社団法人 宮城県獣医師会
仙台市獣医師会

春は「発情が始まり」「繁殖」「出産」「鳴き声によるトラブル」「猫同士のケンカ」
「脱走」「家出猫」「迷子猫」「捨て猫」が増える季節です

毎年2月に発情が始まり、12月まで子猫が生まれ毎年4月頃から保健所、動物愛護センター、管理センターには、飼い猫以外の外で暮らす猫が産んだと思われる子猫が数多く集まります。

猫は非常に繁殖力の強い動物です

猫が妊娠してから出産するまでに要する時間は、おおよそ2ヶ月程度です。
年に2~4回出産することが可能で、1回で4~8匹の子猫を産みます。
犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況 環境省サイトより

猫の繁殖を抑えるためには早目に不妊手術をして望まれない子猫が生まれないようにすること、
殺処分数を減らすには、外に住む猫達の繁殖を抑える事が重要です。

野良猫(飼い主不明の猫)は 無責任な飼い方から生まれたものです。
「餌をやらない」「捕獲して処分する」という方法は、動物愛護の精神にも反し、
根本的な対策にはなりません。
処分や駆除のために猫を捕獲することは法律で禁止されています。
飼い主のいない不幸な命を増やさないために
野良猫を排除するだけでは問題の本質的な解決にはなりません。
生まれてきた子猫はなんとか生き抜いても、病気・事故・カラスなどの外敵・栄養不良など野良猫が生きるには厳しい運命が待ち受けています。

不幸な命を増やさないためにも、飼い猫だけでなく餌やりをする場合にも、早目に不妊手術をして、望まない子猫が生まれないようにすることが重要です。
不妊手術により猫の繁殖を抑えて徐々に野良猫の数は減っていきます。
猫を飼い続けることができなくなって、捨てられてしまうこともあります。
迷子になって飼い主の元に帰れず野良化してしまう猫もいます。
外に出る癖をつけない
・子猫のうちから外に出る癖をつけない。
・一度でも外に出てしまうと、外へ出る癖が着いてしまいす。
・外に出てしまうと、見つけられる確率が低くなります。
・外へ出たがっても絶対に出さない。
・リードに繋いでの散歩もNGです。
 

猫を外に出してはいけない理由
放し飼いのリスク

◆交通事故 ◆迷子 ◆猫同士のケンカ ◆野生動物とのケンカ
◆怪我 ◆病気 ◆感染症をもらう ◆食肉の目的 
◆連れ去り・虐待・殺傷の事件に発展するケースもあります。
遺棄または虐待することは犯罪 環境省サイトより

危険な罠(トラバサミ
動物を駆除目的に狩猟用の罠を仕掛ける人がいます。
罠はホームセンターや、ネット上で売られ、誰でも簡単に買うことが出来ます。
罠は農耕地に限らず、住宅地にも仕掛けられています。
人目のつかない場所で 固定して仕掛けるため、罠に掛かった動物は、逃げることができず、発見されないまま衰弱死するケースが多いのです。
罠についての詳細
罠の規制強化について 環境省サイトより
罠の規制強化について 環境省サイトより

多頭飼育崩壊も野良猫問題の拡大に大きな影響を及ぼす
動物を多頭飼いした飼い主が、無秩序な飼い方によってペットの異常繁殖を繰り返した結果、飼育不可能となる現象のことです。
一般的に、犬猫などを買う場合は早い段階で避妊・去勢手術を行い異常繁殖のリスクを防ぎますが、稀に「ペットが可哀想」「手術費用が無い」などの理由から手術を行わない飼い主がいます。

飼い主がそのことを把握せずに多頭飼育を行った場合、過剰繁殖によって大量の猫が劣悪な環境下で無責任に多頭飼育を行うことは、れっきとした動物虐待です。

民間の保護団体が行っている「TNR」活動について
不幸な猫を減らすべく、野良猫を捕獲して避妊・去勢手術を施したうえで元の場所に戻し一代限りの命を全うさせてあげながら地域で生かす取り組む民間の保護団体は数多くあります。
行政と民間による対策が行われていますが、それでも追いついていないというのが現状です。

耳先にV字のカットが入った猫は、不妊手術が済んでいる目印で、間違えて何度も捕獲されたり避妊・去勢手術をされないための必要な目印です。
「地域猫」として「管理されている」猫の証でもあります。
飼い主のいない猫対策:地域猫活動 - 環境省
見守る社会 私たち - 環境省

アニマルピースでは野良猫に不妊手術をしたいけど捕まらないという方に 捕獲機の貸し出しと、ケージの貸出しを行っています。詳細