先住猫がいるお家に新たに猫を家族に迎えるときの注意
相性の良好パターン
相性のNGパターン


相性が良好になりやすいパターン
子猫同士
きょうだい同士
生まれた時からずっと一緒に成長しているので、大きくなっても仲が良いのです。
きょうだい仲良く遊んで、じゃれ合いながら色々学ぶので飼い主の手や足に強く噛みついたり、引っ掻くなどの攻撃する問題行動もありません。
きょうだい一緒に迎えるメリット
体格差、強い弱いの差など つりあう仔猫同士
仔猫同士であれば、比較的良好になりやすいです。
つり合う年齢、性格、体格差の無い猫を迎えることをお勧めします。

相性が良好になりやすいパターン
落ち着いた成猫に子猫
ほとんどの子猫は、遊ぼうと誘ったり、仲良くなりたくて、先住猫を追いかけたりします。
先住猫と仲良くなるまでにすんなり受け入れてくれる場合と、数カ月かかることもあります。
大人と子供という違いから良好になる可能性があります。
相性の良好パターン
•体を擦り付け合う
•尻尾を立てて近づいていく
•相手をケアする(舐める)
•添い寝する


相性のNGパターン
先住猫が一人っ子歴が長い成猫に子猫
一人っ子タイブや、一人っ子歴が長い成猫は、他の猫が来ることでストレスを感じやすくなるため、特に注意が必要です。

老猫に子猫(全猫)
エネルギッシュな子猫は、運動量の減った老猫にとっては刺激が強すぎてストレスの原因になります。
子猫をかわいがる老猫もいるようですが、十分な配慮が必要です。
高齢猫はストレスで体調を崩す恐れがあるので、お家に高齢猫がいる方は、多頭飼いは控えた方がよいかもしれません。

遊び盛りの若い猫に幼い子猫
エネルギッシュな若齢の猫は、子猫と、体格のつり合いが悪く、先住猫のパワフルな動きや、遊びが激しすぎて、一方的に子猫にストレスがかかり、子猫は精神が病んで、元気、食欲不振になり、死に至ることがあります。
先住猫と、つり合う年齢、性格、体格差の無い猫を迎えることをお勧めします。
特に子猫はストレスに弱いため免疫力が下がると、病気を発症し、死に至るリスクが高まります。

成猫のオス同士
成猫のオスは縄張り意識が強いため、ケンカになってしまうことがあります。
ただし、去勢手術済みの場合は仲良しになれる場合も多いようです。
双方ともにストレスになる可能性は高いです。
相性のNGパターン
•相手を威嚇する
•側にいることがない
•同じ空間にいようとしない
•戯れあいではなく、本気の喧嘩をする


飼い主のNG行動
無理に仲良くさせようとすることです。
必要以上に近寄らせたり、同じ空間(部屋)(同じケージ)に閉じ込めることは、双方の猫にとって強いストレスになります。双方にストレスや負担にならないように工夫することが大切です。