自宅から車で15分程の場所に将来私と家族が入るお墓があります。
改葬のために自宅の庭に埋葬していた数頭の遺骨とまだ埋葬していなかった5頭の遺骨をお墓を一緒にしたい願いで、お墓の一角に亡くなった犬や猫のお墓を建て、5月6日(火)祝日に、埋葬しました。

粗末にされた犬猫たちへのほんの小さな思いやりに、死を迎える最期まで温かく見送ります。要らない命なんてありません。命を大切にする気持ちを持ってほしい。


 ▲コクちゃんと兄妹のウーロン。2匹、壁に閉じ込められ救出され、当方で引き取りましたが2日後に
  ウーロンが下痢と嘔吐で元気がなくなり、8月15日に死亡しました。 里親募集に参加する予定でした。
 
忙しさと用事を優先にした事で病院への搬送が遅れ、死亡させる結果にしてしまいました。


愛情を注げば、どんなに小さな仔猫でも想いは伝わります。生後1カ月 男の子 とら君と兄妹2匹を10月25日に我が家で引き取りました。(同ページ11/6に掲載されています)とら君は、発育が遅れ、体の弱い子でした。毎日数時間おきにミルクを与え私を親だと思い、私の姿を見つけると、側に駆け寄ってくる可愛い子でした。回復が順調と思っていましたが突然に容体が急変し、11月10日の昼頃、横たわってぐったりしているとら君を見つけ、私が発見した時は、すでに手遅れの状態でした。私の必死の呼び掛けにとら君は、かすれた声で何度も鳴いて応えてくれました。この現実がとても辛く悲しい思いでした。とら君はだんだんと力尽きて私の腕の中で亡くなっていきました。
広げよう命救う輪
野良猫は無責任な人間が作ったものです。野良として産まれてきた仔猫はほとんど育ちません。時にはカラスの餌食にもなります。たとえ成長出来たとしても飢えと、冬は寒さで凍え死に、病気や事故で亡くなります。また人間の虐待といった過酷な環境の元で生きていかなければなりません。そして飼い猫よりはるかに短い寿命で散っていくのが現実です。