光 15才位 ロク 15才位 ゴロ14〜16才 マミ 16才
6月26日に老衰で死亡。 5月9日に病気で死亡。 2月8日に老衰で死亡。 1月5日に老衰で死亡。 5月に感染症で死亡。 6月に感染症で死亡。


先日、我が家の愛犬を含め、遺骨を、お墓の一角に納骨してきました。
2年前の平成21年6月に海ちゃんが亡くなって以来、ずっとテーブルの上に置いたまま、2年も経ってしまっていました。
十分な愛情を果たせなかったこと、後悔がたくさんあったけれど家族同様に大切にしていた子達です。
たくさんのお別れがありました。
お空の仲間に逢えたかな〜 みんな ゆっくり休んでください。たくさん、ありがとう。


光(ひかる)・メス・15歳 介護の末に6月26日に家族が見守る中天国へと旅立ちました。

平成14年10月(9年前)菅原の自宅近くで放浪していた光(当時6才)を見つけ、保護しました。
必死の捜索により飼い主は見つかりましたが、飼い主は若いご夫婦でした。
子供が小さく、光ちゃんの世話が困難になり、散歩や世話が面倒と言い、光が居た小屋には荷物やゴミなどが入れられ、光ちゃんの戻れる場所はありませんでした。
平成15年4月に里親さんに引き取られましたが、去年の平成22年に飼育困難と訴え、再び放棄に遭いました。
お空のお友達へ。光ちゃんが天国で迷子にならないように迎えに来てください。

捨てることは、殺すことと同じことです。
誰かが拾ってくれる・・・そんなことはほとんど無いと思ってください。


家族のように大切にしていたロク(推定15才)が5月9日に天国へと旅立ちました。
12年程前、ロクは石巻の中洲の造船工場で(現在 津波で、壊滅状態になりました
ロクを含む8〜9匹の犬が飼育されていました。
その会社が倒産し、飼われていた8〜9匹の犬が置き去られ、ロクは幼い時に着けられた首輪が首に食い込み、首には蛆虫が湧き、傷が深くなっていました。

この子達をレスキューしたのは、石巻で犬ねこの保護活動をされている
アニマルクラブの代表の阿部さんです。
当時、私は、アニマルクラブさんの活動のボランティアをしていました。
首に酷い傷を負ったロクを一時預かりをしてほしいと頼まれ、その後ロクは、
我が家の家族になりました。
我が家に来たとき すでに、フィラリアに感染していて、それ以外は大きな病気もした事がなく、高齢になっても
食欲旺盛で比較的元気でした。

ロクは亡くなる一週間前までは、普段と変わらず、元気で、食欲もあったのですが、
少し元気がないのが気になり、病院に連れて行き、検査しましたが、異常は見つかりませんでした。
ですが、副腎腫瘍の可能性があるため、再来院してくださいと言われていました。
翌日に、急に呼吸が荒くなり、元気が徐々に減り始め、ついにはご飯もた食べなくなり、翌朝に病院へ行く予定をしていましたが、5月9日の朝に、自宅の庭の通路に横たわり、亡くなっていました。
副腎腫瘍と思われる症状は後になって気付き、手遅れの原因になったのかもしれません。忙しさから、ロクの異変に気付かず、私の看護は落ち度や手抜きだらけだった気がして、後悔しています。
動物たちからのメッセージ (大切なペットを手遅れになってしまわないようにご覧になってください )
以下の内容は、九州動物学院様のサイトに掲載されている 一部内容を転載させていただきました。 

動物病院で毎日どのくらい、動物たちの死に直面するのか想像できますか?病院の来院数によって大きく変わるでしょうが、少なくとも人間の病院よりも死亡率は高いです。
理由は、動物の場合、ひどく危険な状況になってから来院するケースが多いからです。

それは飼い主さんの判断にミスがあったからでしょうか?そういった場合もなくはないですが、多くは動物の本能に関係しています。動物はその本能から、「弱っている自分を見せない」のです。サバンナで生きる野生動物を想像したら容易に理解できます。非力な動物であればあるほど、弱っている自分を見せることが即、死を招くことになると知っています。いよいよだめになってから、やっと横たわり、最期の時を迎えるのです。ペットも同じ。どんなに具合が悪くても、元気なフリをするのです。それができなくなった時、初めて飼い主さんは「元気がない」ペットを認識する。こうして連れてこられた時には、手遅れの場合が多いのです。診察に当たる我々は「どうしてこんなになるまでほっておいたのか」怒りすら感じる時があります。でも言えない。悔しくて悲しいのは、飼い主さんの方だからです。




2011年2月8日 ゴロ 推定年齢16才 天国へと旅立ちました。
火葬場の予約がいっぱいで、昨日火葬して、お骨になって帰ってきました。
保健所に収容され 2009年2月(2年前)に、レスキューした子です。保護したときの内容はこちら
▲自力で歩いていた頃のゴロ君

ゴロ君が亡くなる2カ月程前から支えが無いと一人で歩くことが出来なくなり、転倒してしまうと、立ち上がれなくなって、寝ている姿勢を嫌がり手足をバタバタともがき、そのため、すれてできた傷も多くなりました。
思うように身体を動かせない不満といら立ちでストレスになって、鳴いて訴える(叫ぶ)が日常でした。
出来るだけゴロ君のために…  ゴロ君を支え(補助)してあげると、ゴロ君は満足して、高速歩行で調子良く歩くのですが、一気に歩くので足がついて行かなくなり、すぐに転んでしまいます。
その後、疲れて眠ってくれるのですが、眠っている時間が短く、補助の手助けと寝るの繰り返しのサイクルが短く、支える方も必死。腰通地獄でした。
ゴロ君との時間を多く作ることは出来ず、ときどき補助車に乗せていましたが、とにかくゴロ君は、歩きたくて仕方が無いのです。補助椅子に乗せても、もがいて椅子から転倒することも…
補助椅子(車椅子)は以前、くろ君のために作ってくださった 車椅子作成専門 チビ太の車椅子屋さん
その後車椅子を無償で譲ってくださいました。

辛い思いをしないで穏やかでいてくれるよう心の中で何度もゴロ君に語りかけた。
約2年間、家族同様に大事に大切に想って一緒に暮らしてきました。
どの子もみんな大事な思い出が沢山あります♪

高齢になると、「保健所に出せばいい」と殺処分を依頼に持ち込む飼い主が多いいそうです。
そしてみんな 自分の都合の良い言い訳をします。
介護の世話を含め、一生の面倒、最期を見届ける覚悟が持てないのなら飼うことを止めて下さい。
高齢になると、足腰が弱くなったり、痴呆の症状がでるかもしれません。 
それでも、きちんと面倒を見ることが出来ますか?  外出や旅行も制限されます。

老犬の健康面だけではなく、メンタル面にも配慮することが大切です。
自分のことを常に気に掛けてくれる人がいる、飼い主さんに守られ、いつも側に居てくれる安心感が、ストレスをなくすとともに心身を安定した状態に保ち、健やかな「老犬生活」を過ごすことになります。



マミが亡くなる数日前からいつもより食べる量が減り、この頃から、そろそろお迎えがくる予感がしていました。
マミちゃん、見守っているから安心して…   マミの目から流れ落ちる涙。
やがて来るお別れの「心の準備」 わかっていても 亡くなる瞬間、悲しみがこみ上げ、涙がとまりませんでした。

天国にいるマミの飼い主さんへ、マミが迷わないように迎えにきてください。
そしてマミが親兄妹、仲間と、天国で逢えますように。  

いつも思うのは、捨てる行為は絶対に反対ですが、捨てられたことよりもこれから先幸せになってほしい…        私たちの活動が無駄にならないように、 いつか終わりが来ることを願っています。